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日経新聞(2007年9月21日抜粋)

奈良先端科学技術大学院大学の長谷川靖哉准教授は20日、紫外光を当てるとフルカラーで発色する透明インクを開発したと発表した。ガラスや白い壁に塗り、LEDやランプで照らして、鮮やかな広告写真や絵画を浮かび上がらせる使い方ができる。新たな印刷技術として、店内装飾や娯楽用途などに利用を見込む。紫外光のエネルギーを赤色や緑色の光に変える希土類という物質を応用した。これに以前からあった青色に光る顔料を組み合わせた。

プレスリリース 白壁がフルカラー写真や絵画へと瞬時に変化

これに耐久性があるならカードや有価券面のセキュリティなどに使えるんではないか、と思っていたら、プレスリリースには書かれていた。
従来の発光インクより耐久性が高く、LEDとの組み合わせでの次世代照明、演色性の高さからディスプレイへの応用、などが考えられるとのこと。価格的にどうなのか分からないが、プリンタでも使えるようになれば、いろいろと表現の幅が広がりそうな気もする。

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