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たった一個のエビガライチゴがきれいに熟してくれた。

6月22日

6月24日

本日

 

半ば放置のクサイチゴの鉢に、奇妙な植物が生えてきた。
ネジバナのような小さな蕾が、固まってずらっと並んだようでもあり、胞子葉も連想させる。全体の大きさはネジバナと同じ程度。

葉は、全高の1/3ぐらいのところに1枚だけ。柄はなく、全縁。基部側に最大幅の部分があり、茎をやや巻くように流れている。葉脈は主脈すらはっきりせず、裏表ともにのっぺら。ユリやランなど単子葉のようでもあり、変幻自在なシダ類のようでもある。

あれこれ調べてみると、シダ植物のハナヤスリという仲間らしい。特徴からすると、コハナヤスリだろうか。各所でこの類は絶滅危惧種に指定されているようだ。同科には、ハナワラビ類が含まれる。

しかし、近所で見かけたことはないし、どこから胞子を飛ばしてきたのか……

 

ボイセンベリー(と思われる種だが断定としておく)が実り始めた。

緑の未熟果には、添える程度に萼が寄り添う。赤いほうは既に美味そうだが、これもまだ未熟果。
撮影は6月10日。

完熟すると真っ黒になる。
鉢植え&無肥料のせいか、やや小ぶり。

 

ナワシロイチゴが盛り。

受粉できずに半開きのまま最期を迎えるもの、未熟果でまだつぼんでいるもの、熟して開いてみたら空っぽだったもの、2粒だけギョロ目のように膨れているものなど。まともな「実」が少ないのは、虫が少なかったせいか。

 

ニガイチゴも熟し始める。

鉢植えで無肥料もあるが、根が回ってしまっている気がする。葉も実も小ぶりで、もう紅葉を始めている。自生では、実が終わる頃まで青々としている。

 

'08年6月5日。ライブドアホールディングス(旧ライブドア、8月1日よりLDHと社名変更)の端株処理の通知がやっと来た。

本来は'07年6月末までに行うとしていたもの。大きな訴訟を抱えるなどしており、裁判所による価格決定が大幅に延びたためという。延びたなら延びたで、期限が来た段階で、なんらかの通知なり発表なりすべきなのに一切なし。しびれをきらしてメールで問い合わせたところ、だいぶ経ってから上記のような理由を返答してきた。

ライブドア株は、'06年1月の逮捕劇で暴落、同年4月13日に東証マザーズを上場廃止になった。終値は94円(旧1株)。
'07年4月に、100株を1株に併合した。今回の処理は、それに伴って発生した端株の買い取りで、0.99株(旧99株)が最大になる。価格は1株あたり13800円。上場廃止時に賑やかしで買った向きには、ちょっとした小遣いになった。

とりあえず、期限内に郵便局へ出向いてみた。が、表面の受領者印章の欄に、届け出てある印鑑の押印が必要、ということで出戻り。
押印して別の局へ出向くと、自動的に現金が出てきた。他行への振込もできるはずだが、と問うと、他行の場合はそこの窓口で手続きするか、期限後に株主名簿管理人より払いうけよ、とのこと。
ちなみに、前者の局では身元証明に免許証などの提示を求められたが、後者では電話番号を聞くだけだった。

 

あのファールゴールドが咲いた。

昨年は枯れ上がりが厳しく、冬芽を残すことができなかった。今年の収穫は無理だろうと思っていたが、吸枝の先端に僅かながら花を着けるものがあった。2期生りの性質からだろうか。

今年の吸枝は、根が回ったせいか、置き場が日陰のせいか、本数は出るものの伸びがない。葉や幹に傷のような茶変部が多少見られるが、さほど酷くはない。なかなか気難しがりや。

ちなみに、昨年分けた小株は枯れ、実生はいつの間にか消えてしまった。

 

ラズベリー(インディアンサマー)が完熟直前。もう3日もすれば赤熟するはず。
調子が悪いなりにも、咲かせて生ってくれる。

ファールゴールドにも変化が見られた。
吸枝の先端にあるのは蕾のようだ。こんな状態で咲かせられるのだろうか。

 

5月8日にサラセニアが咲いた。

一昨年暮れに、カインズホームで半額売れ残りを購入。昨春に鹿沼に植え替えたもの。
食虫植物は根が貧弱、というイメージを持っていたが、サラセニアは丈夫で長い根を持つ。植え替え時には、収まりをどうしようか悩んだほど。
4月初めごろから花茎が伸び始める。まん丸な球状の蕾一個を天辺に着け、頭を垂れた状態でぐんぐん伸びる。やがて葉をはるかに超える高さまで伸び、うつむいたまま独特の形の花を開く。

基部に小さな萼のようなものが3枚、その周囲に傘状に萼のようなものが5枚、その下にだらんと垂れた花弁のようなものが3枚、その下に傘を逆さにしたような妙な形の雌蕊ひとつと、その基部には普通の雄蕊がたくさん生えている。花弁のようなものをめくらないと、中を見ることはできない状態。

今現在の、花弁のようなものが落ちた状態。構造がよく解る。雄蕊は役目を終えると、雌蕊の傘の中に落ちて溜まるようだ。
コクサグモの子どもが、ちょうど良い空間と、巣を張っていた。

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