since 2007.8 by K-ichi

 

個人向け商品の拡充の話とはうって変わって、スケールの大きな出資話。
昨年来のサブプライム問題で、金融界が混乱。合従連衡が進む中で、9月15日、米4位の証券会社リーマン・ブラザーズが破産した。その後始末の資産売却に、野村ホールディングスが手を挙げた。

22日、リーマンのアジア・パシフィック部門を買収すると発表。雇用と事業インフラを買い受ける。ただし、資産負債は引き継がない。純粋に、アジアでの基盤確保を目指すようだ。
またさらに23日、中東部門、欧州部門も買収に合意と発表。アジア部門買収とほぼ同様に、雇用の大半と事業基盤は引き継ぐが資産は除外。北米部門は英バークレイズが買収したが、リーマンのノウハウ、業務基盤のかなりの部分を手にしたと言えそう。

ところで「リーマン 倒産 野村」などでググると、上位はほとんど個人名で埋まる。桂木明夫氏大人気。

なぜか同一の文章ばかりなのだが……

バブル崩壊後には買い漁られる側だった日本勢が、にわかに復活中。

22日には、三菱UFJフィナンシャル・グループが、米証券2位モルガン・スタンレーへの出資を発表。10~20%の株を持つことになり、15%なら筆頭株主、20%なら持ち分法適用会社となる。みずほフィナンシャルグループはメリルリンチに1300億円、三井住友フィナンシャルグループはバークレイズに1000億円など出資しているが、この件では最大9000億円になるという。
さらに今日、三井住友が米証券最大手ゴールドマン・サックスへ、要請があれば1000億円~3000億円程度を出資する方針、と報道されている。

 

2ヶ月ぶりに再び白倉川へ出向いてみた。

水窪街中まで1時間余、そこから大嵐(おおぞれ)まで細い舗装道路を30分、さらにダートで駐車場まで20分ほど。意外とかかる。

水窪川沿いに車をやりながら、今回はあちこちを眺めていく。


標高400mほどのところで、山側斜面にアマヅルの群落。もともと葉の変化に富む種で、大きく切れ込んでキレハノブドウ風、三角形やハート型、3裂などいろいろある。が、星型の葉は初めて見た。残念ながら実りは確認できず。

……と信じて疑わなかったが、これはツヅラフジだったようだ。低地で普通のアオツヅラフジとは、雰囲気がぜんぜん違う。

林道白倉線へ入ると、前回は遠目にしか見られなかったサルオガセが、沢沿いの植樹にも結構見つかった。知らなければ気根でも生えたかと勘違いしそう。沢の風にそよいでいる。

手触りは、干からびた根っこ。
これを食うというネット情報もあるが、その気は起きない。

若いのとか拡大とか。

川沿いの荒れ地には、フジアザミが満開。

何度見ても「食べ応えのありそうなレタス」に見えてしまう。その気になって触ると、硬く鋭い鋸歯に拒絶され血を見るのだが……でもいつか食ってみよう。

振り返ると、こんもり茂った葉の中にたわわなサルナシ……ではなくナシ。

畑が放置されたもののよう。近くの車庫には、フロンテハッチの廃車が「埃」高く眠っていた。20年ぐらい前までは営農していたか。摘果してないとこんなにも生る。遠目には大振りなサルナシにも見えた。
ひとつ齧ってみたかったが、山の実りの例に倣って、手の届く範囲だけには生っていない。

川沿いのトチノキの巨木。

周辺は重機で整地され、この樹だけ無理やり残されたよう。なんとなく痛々しい雰囲気。この地に生を受けて幾百年。この状況に何を想う。

身を削りつつ、アケビやサルノコシカケにも宿を貸している。

マタタビがオレンジ色に熟し始めていた。

時期的に遅いが、木天蓼があるか探してみた。やや変形しかけた実もあったが、割ってみたら単に種の入りが悪いだけだった。前回、木天蓼が生っていた木は、すでにすべて落ちていた。

寄り道が過ぎ、昼過ぎまでかかってやっと駐車場に着く。天気は素晴らしく良い。

とりあえず右端の尖ったところ、西俣沢の折り返しまでは行きたいが、約7km。あれこれ見ながらだとだいぶ厳しい。ともかく早足で行く。

ミツバアケビが割れ始め。

ぱっくり割れたほうが見栄えはいいが、持ち帰るには割れ始めぐらいがちょうどいい。中はちゃんと空洞になり、甘く熟している。

駐車場の先は、すぐに車両通行止め。
登山ポスト、登山者心得、発破作業中注意、一般車両通行止め、などなど看板多数。水窪川起点の標識もここにある。

前回初見だったミツデカエデやメグスリノキ、そしてチドリノキなどは、結構あちこちに生えていた。
チドリノキは、大振りで格好のいい翼果をさりげなく。

一方でホソエカエデは徹底的な物量作戦。

黒沢橋の手前に、木製の小振りな吊り橋がある。なんとなく渡ってみようと、腐っていないか確認しつつ、揺れにビクつきながら歩を進める。が、半ばで主に止められ、しかたなく引き返す。

カツラが、ところどころ黄葉を始めている。

樹下を歩くと、やや植物性の雰囲気のあるカラメルの香り。梅雨時のホオノキのような、匂いの塊に頭を突っ込んだようなそれとは違う、さりげないさわやかな心地よさ。

ヌルデが、真っ白に粉を吹いた実をつけていた。

粉のように見えても、実際は油分を含んで少しべとつく。白い正体は、リンゴ酸カルシウムの結晶とのこと。舐めてみると、柔らかいしょっぱさと程よい酸っぱさ。なんとなく旨みも感じられる。ウルシの仲間であることを忘れて、何度もお代わりをしてしまった。歩き疲れた体には、イタドリ以上に美味く感じられる。

立派な鉄骨の黒沢橋の袂でシカに出くわす。しばらく睨み合ったのち、白いハートの尻を見せて悠々と走り去った。

考えてみると、このへんの山で出会う哺乳動物はシカばかり。クマでもタヌキでもイノシシでもなくシカ。警戒しつつも意外とフレンドリーなのか。ときどきコウモリも飛んではいるが。



よく見かける木。バッコヤナギとのこと。

表は特に特徴のない緑の葉だが、裏は白い毛で覆われる。葉柄や芽は、透明感のある黄緑色でプラスチックのよう。
樹皮は縦に裂けるが、菱目模様が出ることもある。

これはアワブキ。

ビワのような大きな葉で、高木。赤い実を大量に着けている。小振りな樹も見られた。

時間が急かし、前回見つけたミヤママタタビは見つけられず。5.5km付近の谷底の工事現場からは、祝日にもかかわらず斫り音が聞こえる。現場を越えると、とたんに道が悪くなる。落石、土砂崩れが酷い。4輪ではちょっと怖い。このあたりで東西の俣沢が別れる。

その先には、ヤマブドウの大群落。谷底までの崖にこんもり。どうやっても行けない。

源流のひとつの西俣沢。水量は多めで傾斜もきつめ。元気のいい沢。左岸を行くと、このすぐ先が折り返し地点。白い欄干の味気ない橋がある。対岸には、折り返した道も見える。

この時点で既に16:00。6km/hなら1時間強、暗くなるまでに車まで戻れるか……などと計算しながら急ぎ折り返す。

途中、変わったサルナシを見つける。

機械的にすら感じられる、整った卵形、きれいに揃った平行な葉脈。緑の葉に真っ赤な葉柄。黒く焦げたような蔓。調べてみると、クマヤナギらしい。実は生っていなかった。

駐車場に付く頃には既に薄暗く、際どいタイミングだった。途中、谷底で斫っていた業者らの車に抜かれる。山で歩いている人に会うと、たいてい一声二声かけあうものだが、一目もくれず。
そんなもんか……。


Special thanks to 樹木鑑定サイト「このきなんのき」のりもの@ふたば

 

先日、ADSLモデムを買い換えた。
左の青紫が、今まで使っていたMS II、右にそびえる白い巨塔が購入したMS5、脇のは比較のためのフィルムケース。

当初は1.5M、その後12M(モア)と契約移行したフレッツADSL。2002年暮れに12Mに移行するにあたり、MS IIモデムを買い切ることにした。当時はレンタル料が550円/月で、2年弱で元が取れる計算。あれから6年、元は取れたが調子も狂ってきた。

昨年夏ごろ、ときどきリンクが切れているのに気付いた。不定期に不定な時間(数分のこともあれば数時間のことも)、リンク切れとトレーニング(再接続)を繰り返す。リンクすれば8~9Mbpsでつながるのだが、15秒ないし1分程度で切れてしまう。
かつては6PTタイプ1型保安器問題が騒がれていたが、それは確認済み。新たなISDN回線との干渉も考えたが、モデムのログには深夜早朝に数時間、といった通話ではなさそうな記録も。また12Mタイプでは、そもそも対策が講じられているらしい。
9月に入るとかなりひどくなり、とりあえずG.lite(1.5Mbps)設定では切れないので、この状態で「故障問い合わせ(0120-248995)」に連絡。結局、局側で5Mbps(5024kbps)に制限し、様子を見ることになった。「6Mbpsとか7Mbpsとかじゃダメ?」と粘ってみたが「3割ぐらいは絞らないと効果がないよ」とのこと。

12Mbps契約なのに絶対5Mbpsしか出ない、というなんとなく理不尽さを抱えながらも、「ベストエフォートですから」の殺し文句に反論するすべもなく、それでも問題は出ないのでヨシとして使っていた。
が、再び夏。再発。

今年7月。こんどはG.liteの呪文も効かず、一日のかなりの時間で切断&トレーニングを繰り返していた。使いものにならないので、不具合の起こっているタイミングで故障問い合わせへ救助要請。局側制限めいっぱいの224kbps制限としても1分持たず。このとき初めてモデムの不具合の可能性を指摘された。モデムか回線か、問題の切り分けのために技術者を派遣(¥4,500-)したい、とのこと。
おっちゃんのデリバリーに4500円は高いので、とりあえず自分で切り分けをすることにした。近所の問題の出てないフレッツユーザ宅で、モデムをつながせてもらう。……切れる。やはりモデムのようだ。

経年劣化を疑い、開けてみることにした。

ネジは*型をしたトルクスネジ(ヘクスローブ)4本。立てた状態で右面四隅にある。中央突起がないタイプなので、細めのマイナスドライバーでも回せる。底面のゴムは接着されているのでこれも剥がす。爪は前面下台部1箇所、および上面の端2箇所の計3箇所(写真緑印)。立てた状態で右面がオス。

開けてみるときれいな4層基板。ファンの類がないのでホコリもなく、コンデンサの膨張、液漏れなどもない。錆びもパターン切れもハンダ劣化も見当たらない。まさに新品同様の状態。

写真右側が通常使用で上になる。背面の端子類は、左からACアダプタ、アース端子、LANポート、リセットボタン、モジュラージャック。
基板の左1/4ほどでスイッチングレギュレータを構成。基板中央部がADSL処理のデジタル部。LANポート左下の小さな正方形がRealtek製のLANコントローラ、その右の(03)シールの長方形が富士通製のフラッシュメモリ、左下の縦長長方形がhynix製64Mbit SDR-SDRAM、その右のCマークの大きめな正方形が、ADSLのデジタル部を担当するCentillium製のチップ。基板右1/4ほどは電話に関するアナログ回路で、一番手前にある小さな正方形がCentillium製のADSLのアナログ部を担当するチップ。

触ってみると、Centillium製の2チップだけ異様に熱い。火傷をするレベルの熱さ。熱暴走を疑い、扇風機をあてながら使ってみることにした。
箱に収めるとやや不安定なので、剥き出しの状態で風に当てながら確認。室温は20℃台後半。扇風機を当て始めて10分ないし20分ほどで、リンク切れがおさまる。1週間様子を見たところ、2度現象が発生したものの、かなり安定に接続を維持。ainex製の小さなヒートシンクフィン(HM-14 W13xD13xH6 ¥533-)が手に入ったので、それを貼り付けて箱に収めてみると、これでも安定。扇風機無しでもいける。
これはもしや、と5Mbps制限解除をしてもらったが、まともにつながらなかった。残念。

銀行他、お金に絡む用途にも使うので、ここで諦めて新しいモデムを買うことにした。
モデムが届き、5Mbps制限も解除してもらい、現在は8Mbps後半で安定に運用している。

古いモデムの用がなくなったので、ケースから出し、ヒートシンク近くにCPUファンをつけて強制冷却しながら接続を試してみた。ヒートシンクは触っても暖かさも感じないほどで、十分冷えている。
結果は惨敗。局側5Mbps制限があるときは接続を維持できたのだが、無制限では6Mbps中盤でリンクして玉砕、を繰り返してしまう。G.lite固定設定では1分2分程度は維持できることもあるがが、これもやはり切れてしまう。

不具合の原因ははっきりしないが、昨秋と比べても確実にモデムが劣化していることと、局側の帯域制限は有効であることは分かった。

 

ポポーが久々に生った。

昔植えてあった記憶があるが、いつの間にかなくなっていた。その根が残っていたのか、いずこからかの実生なのかは不明だが、数年前から生え、庭の一員となっている。樹高は3mほど。昨年は少数花を着けたものの結実はせず。今年は50あまり咲き、10前後生った。

自家不和合性ではないものの、雄蕊のち雌蕊の活性化パターンから、複数植えたほうが結実はよいと聞くが、この木は単独。また人工受粉などの手間もかけてない。邪魔な枝を払う程度の放任で、虫も付かず勝手に育つ。

9月14日、ニンニクネットで樹上完熟を待つ。
ある程度育ったところで採り、追熟させれば問題ない。これは気分の問題。

翌々日あたりから、ぽとぽと落ちだす。表皮を軽く押さえると柔らかい。この時点で十分食べられるが、常温でさらに1日2日置くと、独特の甘酸っぱい香りが匂いだす。

中は大きなタネがごろごろしているが、食べづらいことはない。
バナナのような、と評されることもあるが、もっと独特で強い香りと濃厚な甘み、ねっとりとした果肉は、好みが分かれそう。

 

連休に再び天竜スーパー林道へ。
昼間でも20℃行くかいかないかで、窓全開ドライブではちょっと寒い。

昨年7月の台風で崩落した野鳥の森線の「その2」崩落現場。(今春の途中経過
そろそろ通れる頃かと出向いてみたが、あと一歩というところだった。橋は完成しており、周辺のレベルを確認していた。現場の話によれば、工期は今月いっぱいとのこと。
橋の下は十分な開口と補強がされており、土石流はここを通してやり過ごす構造のようだ。

手前の小さな崩落現場(その1)は形にはなっている。立て看板には、来年3月14日までとあった。擁壁工事などに手間取るんだろうか。

ブナとトチノキの実を拾うのが目的のひとつだったが、出遅れたようだ。落ちているのは殻ばかり。
ブナは高いところに何か生っているようにも見えるが、遠くてよくわからない。めいっぱいズームした挙句に強めの画像処理で、画像は汚い。ブナは殻斗と粃(しいな)以外、拾えたためしがない。

昨秋のちょうど今頃、あるブナの根元に、ムラサキアブラシメジモドキがたくさん生えていた。が、これも空振り。周辺をうろつくと、反対斜面の杉林にスギヒラタケが大量。純白で柔らかで美味そうでたくさんあったが、命は惜しいので撮るだけにする。(農林水産技術情報協会/林野庁

エビガライチゴは最終盤。
サルナシやマタタビは例年通りよく生っていた。サンカクヅルもポイントにはみっしり生っている。ただ、まだ熟すには早かった。月末あたりだろうか。

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