since 2007.8 by K-ichi

 

鳶ノ巣山標高のいろいろ 鳶ノ巣山とびのすやま(北区引佐いなさ町、706m)へ登ってみた。浜松市の最高峰、中ノ尾根山(天竜区水窪みさくぼ町、2296.4m)には遠く及ばないが、旧引佐町の、そして現在は北区の最高峰。ちなみに旧浜松市の最高点は宇津峠付近の三角点(北区滝沢たきさわ町、394.1m)。

なお、ネット上でも現地でも、鳶ノ巣山の標高はまちまち。700m~740mまで記述がある。ケータイGPSの値はともかくとして、ここでは電子国土国土地理院)の1/25000地図にある706m(写真測量値)を採ることにする。



予習に地図を見ると、愛知県の新城しんしろ七郷一色ななさといっしき側から、県境559mピーク南東の三叉路(以下、愛知起点)から東海自然歩道へ入るのが近そう。ネット上でもそのルートが定番。同じではつまらないので、引佐町渋川側から登ってみることにした。

渋川へは、R257を北上、東黒田から県道47に移りさらに北上。渋川の町並みを抜けるあたりで左折。直進してしまうと儀光ぎこうを経由して天竜区へ抜ける通称「いなろく」になる。だいぶ細くなった都田川を左に見ながらバス通りを道なりに。Y字路は下り気味の右手にとる。その右手には、川宇連かうれ川と名前が変わった細い川が沿う。やがて終点の「渋川温泉前」バス停のある大平おおだいら集落に着く。温泉はすでに閉館している。そこからさらに車一台がやっとの舗装路を北上し、川宇連集落へ。ここをを過ぎると、すぐに未舗装路になる。

東海自然歩道・静岡起点 左:行けません 右:東海自然歩道看板 右手に未舗装の分岐を見、さらに進むと右手に舗装路の分岐(以下、静岡起点)がある。右手案内板には「東海自然歩道」、直進には「この先行き止まり」とある。
右手へ向かうと、車道幅で天竜方面へ向かい、さらには分岐して愛知起点まで抜けることができる。ただし路面は劣悪で、轍が水路になっており、よく見かけるジムニー編隊でないと走破は無理。

東海自然歩道・愛知起点への山道案内 直進は看板のとおり行き止まり。未舗装およびコンクリ舗装で、こちらは乗用車でもなんとか行けるレベル。沢をまたいだ四叉路の先に、鳳来町による案内板があり、人の歩ける道幅で愛知起点あたりへ抜けられる山道がある。



クサイチゴとモミジイチゴ ニガイチゴとフユイチゴ クマイチゴ たわわなフユイチゴ 沢沿いにサンカクヅル 沢沿いのサルナシ 先月23日。とりあえず直進路を歩いてみた。

静岡起点から左手に沢を見ながら、ひんやり柔らかい空気の中を進む。湿度が高いのか、吐く息が白い。フユイチゴがいたるところに生っている。葉に艶があり尖っているが、ミヤマフユイチゴかどうかの区別はつかない。沢沿いにはサルナシやサンカクヅルを見つける。雌雄は判らない。市内自生は天竜区以外で見るのは初めて。
やがて沢が足元をくぐり、作業道との四叉路になる。沢が右に移り200mほど行くと、左手に愛知起点への山道が見つかる。

砂防ダム そのまま直進すると、道はコンクリート舗装になり、勾配がきつくなり沢もどんどん深くなる。大きな砂防ダムが造られている。勤労感謝の日にもかかわらず、木材切り出し作業が行われている。
さらに進むと、標高を上げつつ行き止まりに。ここにも砂防ダムがあり、小さな澄んだ池ができている。
地図では標高は500mほど。枯れ沢などを200mも登れば、さらに上を通っている東海自然歩道へ出られそう。キイチゴ類は、フユイチゴ、クサイチゴ、ニガイチゴ、クマイチゴ、モミジイチゴと、裏山で馴染みのメンバーが見られただけだった。



今月6日。こんどは東海自然歩道を行ってみる。

静岡起点の分岐では沢も分岐している。左に沢音を聞きながらアスファルト舗装路を行く。沢をまたぐと舗装が切れ、駐車できるだけのスペースがある。ここから先は、コンクリ舗装と未舗装の繰り返し。やがて深い轍だらけになるので、一般乗用車での乗り入れは不可能。

大日分岐 徐々に高度を稼ぎながら、地形に沿ってうねうねと行く。天日山方面、鳳来方面の分岐には、猛烈に汚れた看板があり、「大日」と読める。天日山の天日が消えかかったのかと思ったが、三角点の名前からすると地名らしい。ここは鋭角に左に折れて行く。
写真では、左から登ってきて右へ向かう。

寺平分岐 鳶ノ巣山登山口は、鳳来側にしか無いということなので、山に入れそうな小道を探しながら歩くと、すぐに分岐がある。
写真の右端から上がってきて手前が鳳来方面。右奥は地図にない道、左の立て看板脇の小道を上がるとベンチが置かれている。その先は「寺平2.3km」とある山道、そこを左手に取れば尾根沿いに踏み跡がある。ここから入ることにした。
鳶ノ巣山南東1kmほどにある、562m鞍部のあたりと思われる。

いくつものアップダウンがあり、ヤブもあったが、踏み跡がわからなくても尾根なので迷うことはない。長い登りを終えると、見晴らしも何もない、なだらかな頂上に着いた。密植されているのにものすごい北風。

ちぎれたステンレスの案内板 寒さに震えながらうろついていると、引き裂かれた(?)ステンレスの案内板の残骸らしきものを発見。トビの巣、県境、天日山、とある。
ここが、北区・天竜区・愛知県の境の681mピークとわかる。


アカガシ大木 アカガシ大木の幹 下り道はゆるやかでしっかり。途中に北側の支尾根に迷いそうな道があるが、案内のビニル紐とマジック書きに従う。やがて急な下りになる。厳しい風雪のためか、複雑な幹をしたアカガシの大木に出会う。700mクラスなので、もしかしたらブナ、ミズナラが、と密かに期待していたが、それには出会えず。

小ピークから遠く雪山 左下に東海自然歩道がときどき見える。しばらく行くとやがて道なき急登に遭う。赤リボンも見えない。仕方がないので先に見えるピークを目指してひたすら這い登る。この頂からは、木々の間から北西側にやや眺望がある。遠くには雪山も見える。ここが鳶ノ巣山頂南東にある小ピーク。

その先には消えそうな道、左にはハッキリした下り道があったので、迷わず下る。勘違いをしていて、目指す山頂がこの消えそうな道200m余先だと知るのは、下ってしまったあとの祭り。
比較的急な下りで、すぐに自然歩道へ出る。最後に背丈ほどの崖を下りると、そこには案内掲示があり、山頂は先であると案内されている。



3度目の正直。今日は行き止まりの直進路を行き、鳳来町の案内板(上に写真)のある山道を行ってみる。

愛知起点への山道を振り返る 谷の南側斜面を大きくつづらに登る。初め植林帯、やがて伐採された開けた斜面を登っていく。ところどころに風倒木がある。だいぶ登ると、やがて北向きに進路が変わっていき、谷の起点付近を回りこんでいく。振り返ると開けている分、登った感がある。

閉鎖作業道 東海自然歩道・愛知起点 最終的には愛知起点の看板裏に着く。標高差200m。途中、未舗装の車道に出会うが、それを行けば愛知起点より少し北の閉鎖脇道に出る。歩くにはこちらのほうが楽。


千と千尋の藪漕ぎ 岩場 鳶ノ巣山三角点 鳶ノ巣山山頂 愛知起点に出てしまえば、あとは定石のルート。

しばらくいくと唯一南に開けた場所があり、その東端に小さな登山口の看板がある。林の中、人が通れるだけの藪、岩だらけの道など緩急を付けながら登り続けると、三角点に出あう。さらに進むと山頂。上に貼ったように勝手看板が2、3枚。

東進すると、北と南東に道が分かれる。南東側の下り尾根道をどんどん行けば、前回到達した小ピークにたどり着く。右手の道を下っていけば、案内板のある自然歩道へ出る。
鳶ノ巣山登山道道中では、この小ピークですこし眺めがある程度。

鳶ノ巣山登山口付近よりの眺望 浜松風力発電の風車拡大 登山口まで戻ってみると、浜松風力発電所の風車が確認できた。4号機から9号機の半分ほどまで望める。回転し、航空障害灯が点滅するのも見える。

 

12月中の運用開始を目指している浜松風力発電所。いまも1機2機と止めて調整しているのが見られる。

今日も1号機が調整を受けていた。

話好きな旗振りさんによれば、調整を行う技術者はドイツ(エネルコン社はドイツ)から来ているという。片言のニホンゴで「フウシャ、フウシャ」と、ワンボックスでぶっ飛ばして来るのだとか。今日の1号機の脇にも乗り付けてあった。
ちなみにタワー内はエレベータで昇降するらしい。80mの階段は大変だろうと思ってはいたが、そういうことのようだ。

風車自体は年内で完了するとしても、道路工事が終わらないかもしれない、とも言っていた。工事看板には1月末の日付が記入されている。

タイミングよく、1号機のブレードの角度変更を見ることができた。ウィーンというモータ音、カコンカコンいうスイッチの音(?)などが聞こえる。映像の終盤には、風車自体の方角変更もしている。モータ音が少し違う。こちらは通常運用中にも常に見ることができる。



新エネルギー技術研究所(リーテック)より、2年前に配布したという資料をいただいた。ごく近隣の三岳、川名、滝沢、鷲沢の自治会には説明があり、資料配布などが行われたらしい。そのうちの川名向けの資料。

完成予想の合成写真があったので、同じ場所と思われるところ(川名小学校南の路上)から撮ってみた。上半分が配布資料の抜粋、下半分が撮ったもの。資料中の4.81°というのは、風車そのものの見かけの大きさのこと。
CaplioR2による。35mmレンズ相当。12月13日撮影。

川名小学校南の路上から現在の景観

5号機が大きくずれて、より均等割付になっているのが判る。9~10号機もやや低くなり、南西に動いたよう。1~3号機も、全体にやや西にずれている。
南方に大きく迂回する予定だった送電ルートが三岳集落内を通るように変更されたことを思えば、たいした違いには見えない。


資料には、事業主体(発電会社)についての簡単な記述もあった。
「株式会社新エネルギー技術研究所」「株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス」「株式会社堀川」の3社が出資し、事業主体となる「ふそう風力発電株式会社」を設立。ここが発電所の建設、運営管理などすべてを行う。ただし出資した前2社が許認可手続き、地元調整、工事総括管理を行う、ともある。以前の環境審議会議事録から読み取ったほぼそのとおりではあるが、やはりややこしい。

ちなみに、議事録で出てきた豊浦風力発電所(山口県下関市)は、新エネルギー技術研究所が手がけたおそらく最初の発電所であり、実体が同じというよりは、複数案件をこなすようになって、社名より豊浦の名を外したのではないかと想像する。

ふそう風力発電株式会社の実体としては、総代表的な立場はWebページでの紹介もあることから、新エネルギー技術研究所、実際の遠隔管理など技術的なところは、日立エンジニアリング・アンド・サービスなのだろう。

工事は今年2月に完工の予定だったが、着工自体が10ヶ月遅れたため、そのままずれて今月いっぱい、となったという。



以下は、今年書いた浜松風力発電所に関する記事。

調べものをしているうちに見つけた『風力発電・産廃 「お勝手口」』というページ。豊橋市南部のママさんによるものらしい。浜松風力発電所の設備が海路運ばれ、陸揚げされたところなどを撮影されたよう。

 

日経新聞によれば、シャープが折り畳める高効率太陽電池を開発した、という。太陽電池を20μm以下まで薄くすることで、割れずに曲がるようになる。その薄膜を基板上で形成し、曲げられる素材に転写する技術を確立した。2012年度の生産実用化を目指し、人工衛星など宇宙関連での採用を目論む。

このニュースは、シャープの10月22日付ニュースリリース「世界最高変換効率35.8%を達成」を発展させたものと思われる。
この太陽電池は、化合物3接合型太陽電池といい、3層の化合物から成る。最下部のボトム層にInGaAs、ミドル層にGaAs、トップ層にInGaPを用いる。各層が高い結晶性を持つことが必要で、従来のボトム層には製造上の問題からGeを用いていた。それがクリアでき、本来のInGaAsで構成できたことで、世界最高水準まで変換効率を高めることができた。そしてこの度は、それらを薄く作り転写する技術も開発した。

ハナから宇宙向けというところからして、民生向け太陽電池とはコストの桁が違うのだろう。

 

日経新聞2009年12月7日付朝刊13面より要約。


京都大学植田充美教授ら)と三重大学の研究グループは、住友商事の協力を得て、植物繊維を効率的に糖に分解する細菌を見つけた。この糖を発酵させればバイオエタノールとなる。
植物繊維にはセルロースとヘミセルロース(セルロース以外の非水溶性多糖類)があり、後者を分解するには予め化学処理などが必要だった。発見したクロストリジウム属菌の一種は、この両方を同時に分解できる。100kgの稲藁から30Lのエタノールが得られる計算で、効率は従来の倍。ゲノムは解読済みで、分解に関わる遺伝子および機能は特許出願済み。さらなる効率化や、遺伝子を酵母に組み込んでの一括発酵なども目論む。横浜市で開かれる日本分子生物学会第32回年会で、12日発表する。


サトウキビなど糖類や穀物由来のデンプンを原料にしているバイオ燃料。投機も加わり穀物相場を不安定にしていた。各国各社が開発を競っている非食料からの効率的な製造に、インパクトが与えられる発見かもしれない。
ちなみに従来の技術を改良したものには、今秋を目標としていたホンダや、先ごろプラントを竣工した三菱重工らがある。

クロストリジウム属について調べてみると、破傷風菌、ガス壊疽菌群などが属するという。嫌気性(無酸素でないと生きられない)のため真空パック内で増殖し、中毒事故を起こして有名になったボツリヌス菌も含む。デンプンを原料とするが、アセトン、ブタノール、エタノールを生成する種もあるという。
記事ではクロストリジウム属菌の一種、としかない。芋蔓焼酎や稲藁大吟醸は、ネタとしてはリスキーか。

 

ネナシカズラが熟してきた。特に栽培しているわけではないが、今年はかなり良好な宿主が見つかり、大豊作となった。

カタバミ上のネナシカズラ若実 秋口から咲き出したネナシカズラが結実し、大きなものは1cmにもなる緑の粒を付けていた。
11月に入るころから、早いものがぼつぼつ熟し始める。一回り小さくしぼんで褐変し、基部に軽くくびれができるころには、種子が完成して褐色のカバーを被った状態になる。ひとつのカバーに4~2粒ほどを、薄皮で仕切った小部屋に宿す。外見からも仕切られている様子がなんとなく分かる。

カタバミに着いたものは、小ぶりで2粒内包のものが多かったが、先陣を切って熟していった。

カラムシ上のネナシカズラ若実 宿主としては、身の回りではカラムシが最適であることが判った。

一時期良好に見えたコバノランタナでは全滅。相当に相性の良かったシソは、宿主が早くに枯れてしまうためにこれも全滅。花を着けるころには宿主を求める活動をやめてしまうため、対応ができないよう。最適と考えていたカジイチゴも、圧倒されて弱って枯れてしまうことがあるため、手加減が必要。カタバミは安定だが、小ぶりにしか生らない。イヌビワおよびトウネズミモチは、枝によく食い込んだその近辺では完熟までたどり着いていたが、そうでない部分は枯れたところがかなりあった。
最適解のカラムシは、弱すぎて枯れることがなく、反撃もさほどきつくなく、地下茎でまとまって繁茂するため伸びた先の宿主に困ることもない。養分吸収もしやすいのか、1cmにもなる粒は他では見られなかった。

イヌビワ上でなんとか完熟 カラムシにやりたい放題のネナシカズラ やりたい放題のネナシカズラのアップ カラムシ上で完熟したネナシカズラのアップ カラムシに巻き上がるネナシカズラ



もいできたネナシカズラの種
ネナシカズラ種子は第4種郵便で
このブログを見て、ある大学の学生さんが研究材料に使いたいと言ってきた。帰化種のアメリカネナシカズラばかりで、本種が見つからないという。こんな出会いもあるのだな、と思いつつ4種郵便で送ることにした。

フィルムケースに乾燥剤と剥き身の種子150粒、鞘つき小枝1本、ティッシュの緩衝材を入れて10g余。意外と軽い。切手4枚添付の封筒は5g弱。こちらは意外と重い。第4種郵便は、開封で窓口に出す。~50gで¥70-など、かなり格安。

お役に立てればいいのだが。

 

石切り場入口案内板 浜松市北区滝沢町に「石切り場」と呼ばれるところがある。
遠目に眺めると、送電鉄塔とNo.4風車との間。風車のある尾根道をいくと、鉄塔を過ぎてから北側へやや寄り標高を下げるが、この採石場を迂回するためのようだ。

石切り場入口 滝沢小学校南方のセコ道の入り口に、および第二東名現場脇に鷲沢風穴の案内板とともに、「石切り場」への案内がある。車一台がやっとの道を行くと、石切り場への入り口にも看板がある。駐車場はないが、この入口へ突っ込んで停めれば邪魔にはならない。ここには封鎖用のポールはあるものの開放されている。もっとも、すぐに車は通れない幅になるので、そう先には進めない。

普通の山道に 邪魔な枝も多い 腐りかけの木製橋
そしてごく普通の山道に。腐ってぶかぶかする木の橋を渡り、ところどころに覆いかぶさる倒木を避けてゆく。

住友セメントのバラック バラック内部
やがて住友セメント(株)の看板のかかる、鉄条網の巻かれたバラックにたどり着く。中には、タンクが立っており、コンクリートで頑丈な基礎様のものが作ってある。三隅にはコンクリートで階段が付けてある。工場のような大きな建物ではなく、休憩所のような雰囲気でもない。

錆びた鉄製橋 中腹からの眺め
そのすぐ先には、鉄製の橋が架かる。完全に錆びていて、片方の手すりは落ち、足元の鉄板はボコボコと音を立てるほどに浮いている。そこから北を望むと、わずかに採石場らしきものが見えた。鉄製橋下は、採石場の唯一の排水路のよう。橋ををくぐればその床部へ行けそうだが、猛烈に茂った潅木らが行く手を遮る。無理に行っても何も見えなさそう。橋を渡ってから右手へ上れば、採石場の中腹へ出られ、ごっそりえぐられたその一部が見える。
そこそこの規模の採石場なのに、運び出す車道らしきものがない。また、立須下の露岩部と比較すると、崖にも植物が生え、床部に至っては完全に木々に覆われていて、はるかに時間の経っている雰囲気を感じる。昭和中期以前から放置されていたのではないだろうか。

フウトウカズラの茂み フウトウカズラ雌株(ピンボケ) フウトウカズラの果実
採石場を過ぎたあたりには、フウトウカズラが繁茂。そして雌株を発見。赤く色づいた実を見ることができた。手の届いた、やや若い朱色の粒を噛みしめてみると、すこし時間を置いて刺激のある不快臭に襲われた。吐き出すも後を引く。何度も吐き出して落ち着いたころ、ふと遠くにコショウの風味を感じた。近縁ということもあり、クロモジとニッケイぐらいには近いのかもしれない。美化しすぎの喩えだが。

さらに行くと、やがて送電鉄塔の足元をかすめて、No.3風車あたりで尾根道すぐ脇を平行に進むようになる。最終的にはNo.1風車あたりまで続くようだが、通りへ上がってしまった方が歩きやすい。

ここへ着くまでに、下手なリコーダーの音がずっと聞こえていた。着いてみると、猪撃ちと思しき人が犬笛を吹いているのだった。笛を吹き、時に名を呼ぶが返事はない。ここへ来るまでに犬を見なかったか、と聞かれた。車へ引き返す道でもずっと鳴っていた。あれから愛犬は戻ってきたのだろうか。

関連記事


この記事へのリンク by 関連記事、被リンク記事をリストアップする」記事
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ブログ アーカイブ