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小惑星探査機「はやぶさ」が、ついに地球の引力圏まで帰ってきた、と発表があった。

おつかいできた 小惑星イトカワに着陸し、サンプルを採取したと期待される探査機「はやぶさ」。当初からさまざまな故障を抱え、着陸後には燃料漏洩によるきわめて重篤な状況に陥った。なんとか復旧するも、帰還は3年先延ばしになっていた。

姿勢制御、推進機構なども軒並み壊れ、なんとか動きそうな部分だけ動かしてエンジン1基相当にしている状態という。満身創痍で、6月の地球帰還を目指して運行中。

当初の予定では、サンプルを入れた再突入カプセルを地球へ放出後、自らは人工惑星になるはずだった。しかし厳しい現状から、大気圏で燃え尽き、星になることになったらしい。


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