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宇連山頂 山頂の東屋 新城市の宇連うれ山(929.4m)へ出かけてみた。
愛知県民の森には、網目のようにルートが張り巡らされている(参考:ハイキングマップ)が、宇連山へはおおまかに北尾根経由と西尾根経由の2ルートがある。西尾根を管理道路からショートカットする形で、滝沢、滝尾根の各ルートがあり、今回は滝尾根ルートで向かってみた。

モリトピア愛知の駐車場から、管理道路のつきあたりの「亀石の滝」へ。晴れ続きで痩せた滝を横目に、九十九折の急登を行く。頂の分岐を下れば、複数段構成でちょっと画になる「下石の滝」がある。せっかく登ったのを下るのはつらいので、そのまま滝尾根ルートを進む。岩が多く、この先もかなりきつい。途中に巨岩の上に作られた「滝尾根展望台」がある。このあたりまで登ると、各所で眺望がある。その先に北尾根途中から来る分岐があったはずだが、記憶にない。さらに行くと、「滝尾根分岐」で西尾根と合流する。その後、「北尾根分岐」で北尾根と合流。ここからは県民の森を出て宇連山登山道になる。途中左手に、棚山方面への分岐がある。
駐車場から山頂まで2時間40分。標高差約800m。クオータリー・クライマーだとこんなもんか。
山頂には、廃墟になりかけた東屋がありベンチも置かれる。広場中央には三角点。見晴らしはいいが、真っ白に煙って景色はほとんど眺められなかった。

帰りは、すれ違った人が「もう行きたくない」と言っていた北尾根ルートをまわってみる。こちらは土の急登で、あまり整備されていない。ただでさえ滑りやすいところに、松葉がさらに足元を危うくする。下りで足元がおぼつかないのは相当にきつい。大幸田峠で管理道路へ下れるとあり、迷わずそちらへ向かった。

ホオノキ モミジイチゴ 900mオーバーだけあって、季節は遅め。下界ではホオノキは青々と葉を展開しているが、山頂では冬芽がほころび始めた程度。モミジイチゴは盛りを過ぎたあたり。ひと月遅れというところ。

シロモジ 登山道では3裂の葉の幼木が目立った。水窪あたりでは丸っこいダンコウバイをよく見かけるが、こちらはスマートなシロモジばかり。

浜松の平地では、タカノツメは普通に見かけるがコシアブラは見ない。愛知県民の森には、100m台でもある程度は生えていた。タカノツメは同様にたくさんある。

ヒメバライチゴもごく普通に生えていた。湖西連峰でも同様に見かけたが、浜松市内では今のところ見かけない。

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