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DELL Dimension 8200
WinXP機が10歳を迎えた。
DELLのPen4機。それまでは、ハードウェアも丈夫、ソフトウェア(OS)も安定。CD-Rドライブが壊れた以外は大きなトラブルもなく、この春を迎えた。

ところが、GWの頃から雲行きが怪しくなる。バッドクラスタがぼろぼろと湧き、OSもファイルが無いとエラーを吐く。デスクトップなどは初期化され、数秒のスリープからの起動が、数分単位でかかる。それでも起動するWinXPはたいしたものだが、いつ息の根が止まるかと、電源も落とせない状態になってしまった。

パワー不足も感じており、機齢もだいぶきていたので、新機種に移行することにした。状況が状況なので、急ぎざっと調べて、DELLとhpとでスペックを比較、hp機に決めた。
OSはWin7。2世代違うので覚悟はしていたが、やはり作法が異なることが多い。後日の保険のためにメモっておく。


旧機は、DELL Dimension 8200。Pentium4 1.8GHz。512MB、GeForce4 MX 420、80GBのHDDを積む。当時としてはハイエンドカテゴリのミドルレンジ。AGPというグラフィック専用バスと、Rambus DRAMという最新鋭のメモリを積みつつ、価格もこなれていた旬な機種。
随時追加していたHDD以外にも、512MBを1GBに増設、USB2.0ボードを追加、U2711やMPEG4対応のためにRadeon HD4650への換装など、延命措置も行っていた。

最近は、重めのフラッシュやHD動画(MPEG4)がスローモーションになったり、一部のPDF閲覧でストレスを感じたりしていた。ちょうど前々機種(MMX-Pentium 166MHz/Win95OSR2.1)で、MPEG2がコマ送りになっていたころに似ている。壊れなくとも、近く更新は免れない状況ではあった。


hp h8-1280jp
新機は、hpのHP Pavilion HPE/h8-1280jp。Core i7-2600、12GB、Radeon HD7450、1TBのHDDを搭載。ちょうど新CPUが出たところで、ぷちセール中だったよう。
スペック表では、画面解像度が1920×1200とあるが、2560×1440は表示できる。HD7450はHD6450をリブランドしたOEM専用品とのこと。HD6450を調べても、もっと昔のHD4650でも、2560×1600まで対応している。ボード自体で制限している心配もあったが問題はなかった。スペック表記は、CPU内蔵グラフィックのモデルとの誤植と思われる。

新旧比較すると、CPU能力、メモリサイズ、HDDサイズ、どれをとっても10倍以上。GbEやらUSB3.0やらまで載っていて価格は8万円台。旧機の半額だった。

OSはWin7 professional 64bit版。大容量メモリを使うには64bit版が必須とのこと。また互換性対策に「WinXPモード」が存在するが、pro以上のグレードのみ、ということだったので、この選択になった。


新機が到着し、電源を入れると、いくつかの問い合わせがあるので、適当に答えていくと立ち上がる。hpのケバげな壁紙と、ふわふわしたエフェクトが今風なのだろう。エアロなる最新機能チックなものを一応体験しておく。

デスクトップを右クリックしたメニュー(コンテキストメニュー)には、[プロパティ(R)]が無い。かつての「画面のプロパティ」は[個人設定(R)]が該当するらしい。ここで、クラシックスタイル、無地の背景などに設定する。

デスクトップがすっきりしすぎて座りが悪いので、「デスクトップ アイコンの設定」で、コンピュータ(従来のマイコンピュータ)とネットワーク(同マイネットワーク)を表示させておく。ちなみにIEのアイコンは、レジストリをいじらないと表示ができない(MS解説ページ)。

U2711で画面は広いので、「マウス ポインターの設定」で、カーソルの動きとダブルクリックの速さを最高速にする。

アイコンがあっちこっちなのも気に食わないので、デスクトップ上ででコンテキストメニューを出し、[表示(V)]-[アイコンの自動整列(A)]とする。

[個人設定]では、スクリーンセーバーや電源管理の設定もできる。
ソシの出ているDaumのスクリーンセーバー(高画質版)を入れてみた。WinXPに入れていたものをそのまま使ったが、問題なく動く。タスクマネージャを見ても、HTを使わず4コアに満遍なく割り振って2~3割の稼働率。旧機では、処理が追いつかずスローモーションになっていた。パワーの差を感じる。
ちなみにこのセーバーは2010年のもの。現在は入手困難。インストールの際は文字化けするので、何が書いてあるのかわからない。が、選択されたボタンで進んでいけばインストールできる。ただし、チェックはすべて外しておいた。

タスクバーの辺りもいじっておく。なんだか訳の分からない小さなアイコンが、スタートメニュー近くに集まっているので、従来表示に戻す。
左下のWindowsマークを右クリック、[プロパティ(R)]を選択。[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]を開く。[タスクバー]タブ下の[小さいアイコンを使う(I)]にチェック、[タスクバーのボタン(B)]は[結合しない]を選択。これで従来のような表示になる。
アクセスしやすいように、スタートメニューからいろいろ行けるようにしておく。[[スタート]メニュー]タブ下の[カスタマイズ(C)]ボタンから、お気に入り、コントロールパネル、コンピュータ、などが表示展開されるよう設定を変える。
スタートメニューに、でっかいアイコンがごろごろと並ぶのはうざったいので、これも消す。[[スタート]メニュー]タブの[プライバシー]で囲われた部分のチェックを全部外しておく。
従来は、[スタート]-[(アルファベット)]で、スタートメニューに出るものを起動できた。Win7ではこれができない。代わりに検索窓がある。これは慣れるしかなさそう。

キーボードが鈍くさいのでスピードを上げる。
[スタート]-[コントロールパネル]-[キーボード]で、[キーボードのプロパティ]を開く。[速度]タブ下はすべて「速く」「短く」に設定。

ふわふわエフェクトもうざいので消す。
[スタート]-[コントロールパネル]-[パフォーマンスの情報とツール]を開き、[視覚効果の調整]を開く。[メニューをフェードまたはスライドして表示する]などがそれに当たるが、面倒なので[パフォーマンスを優先する(P)]のラジオボタンを有効にして、項目すべてのチェックを外してしまう。

Win7では、フォルダを右クリックしたときに[エクスプローラ(X)]が出ない。「お宝画像一式               .exe」など偽装ファイル(フォルダ)を誤って実行しないための自衛策は、エクスプローラで開く癖をつけるのが一番なのだが、それができない。未知のアプリには警告を出すので、[開く(O)]だけでヨシとしたのだろうか。解決策は不明。怖いが、慣れの問題か。

フォルダを開いたときの、エクスプローラの動作も結構異なる。
右ペインでフォルダを掘っていっても、左のツリーには変化がない。従来なら、現在開いているフォルダまでのツリーが展開されて現在の深さが判ったのだが、これではまるで意味をなさない。従来どおりにするには、[整理▼]-[フォルダーと検索のオプション]で「フォルダーオプション」を開き、[全般]タブ下の[ナビゲーションウィンドウ]の囲い内を設定する。
[すべてのフォルダーを表示する(F)]にチェックを入れれば、周囲のフォルダ状況が見え、[自動的に現在のフォルダーまでを展開する(X)]にチェックを入れれば、掘っただけの経路が表示される。両方チェックを入れておく。
従来のエクスプローラでは、左ペインのツリーでフォルダを移動しても、自動的に中身が表示された。Win7のエクスプローラでは表示されない。Enetrで確定する必要がある。これも慣れるしかなさそう。
拡張子や隠しファイルなど、Windowsでは伝統的に、積極的に隠す設定が施されている。これらを解除するのもここで行う。[表示]タブ下に選択項目がたくさんあるので、適宜再設定する。
WinXPでは、「縮小表示」でサムネイル風に内容が表示された。デフォルトではアイコン表示になっているので、従来どおりにしたければ、[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]のチェックを外す。
何かと 不便 不慣れの多いエクスプローラだが、強化されたステータスバーは便利かもしれない。

新機は、データ用のドライブはJ:¥なので、マイドキュメント類を移動しておく。
「ダウンロード」「マイ ドキュメント」「マイ ピクチャ」「マイ ビデオ」「マイ ミュージック」、それぞれを右クリックして[プロパティ]を開く。[場所]タブ下でパスを入れ、[移動(M)]ボタンで移動させる。


緊急性の高いものとして、ネット環境の移行がある。特にメールは、アクセスできない期間をあまり作りたくない。

メーラは、WinXPでは付属のOutlook Express(OE)を使っていた。多少の不満はあるものの、無料ですぐ使えてユーザが多いのはメリット。一方でWin7には、標準添付のメーラがない。Windows Live Essentialというプログラム群の中に「Windows Live メール(WLM)」があり、メールとネットニュースのアクセスができる。公にも、OEの後継版とされている。

ただ正直なところ、「WLMは使えないツール」なので、現在はWinXPモード下でOEを使っている。

一応、WLMも使おうと試みた。
WLMはOEから各種設定を受け継げるという。移行手順は大きく2つある。ひとつめは、OEの入っている旧PCにWLMをインストールして継承、転送ツールでストレージを介して、新PCのWLMへ送り届ける、というもの(MSの解説ページ)。各種データのほか、メッセージルールのような特殊なもの(レジストリ)も移せるらしい。これでうまくいかなかった場合や、単にデータを移したい場合には、ふたつ目の方法として、OEから必要なデータを取り出して保存、メディアを介して新PCへ持っていき、WLMで個別にインポートする、というものもある(MS解説ページ)。

とりあえず前者を試みたが、旧機が瀕死であったためか、データが大きすぎたためか、一昼夜かかってもWLMに継承できなかった。大雑把なインジケータ表示があるが、ごく初期の段階で止まったまま。話にならないので強制終了して起動してみたところ、アカウントやアドレス帳、メッセージルールはなんとなく移せていた。「なんとなく」というのは、アドレス帳にはフォルダ機能がないためバラバラになり、受信トレイなどフォルダ構造も異なるため、メッセージルールはすべてエラー状態。移ってはいるが使いものにならない。

さらに最悪なことに、調べたり直したりを試みているうちに、勝手に送受信が始まってしまった。自動送受信の設定箇所はあるが機能していない。これを止める方法はないらしい。勝手に迷惑メールやゴミ箱に分類され、自分で送ったメモ書きメールまで捨てられてしまった。

管理方法や表示も従来と異なる。すべてがアカウントごとに分けられ、メール一覧では一通で2行も食う。OSの表示設定はクラシックスタイルにしていても、WLMは強制的に今風のウィンドウ。動きもOEに比べると鈍い。

それでも公式後継メーラ、実質標準メーラなので、メールデータを手動でインポートし、相当数あるメッセージルールも手動で修正した。やっとの思いで試してみると、ちゃんと動かない。エラーが出るわけでもなく、微妙にうまく動く部分もあるが総じてダメ、な風。散々悩んで調べた結果、WLMのメッセージルールの「送信者」名は、基本的に「表示名」を使い、それが無い場合にのみ「メールアドレス」を使う、ということが判った。つまり、ほとんどのメッセージルールは使えない。

苦労の上にこの結果なので、WLMはOE後継としては完璧な「うんこソフト」と確定した。

なお、うんこで受信してしまったメールは、D&Dでフォルダに書き出して、移行に備えた。うんこの唯一の利点は、メールが単体のeml形式で保存されていること。ただしファイル名は暗号なので、内容は開いてみないとまったく判らない。

急ぎ後継メーラを探す。ネット上では、Shuriken(JUSTシステム、有料)、Thunderbird(mozilla、無料)、Becky!(リムアーツ、有料)あたりが評価が高い。特にShurikenは、メッセージルールがインポートできるらしい。
ただ、それぞれ一長一短。ならば昔のままでもいいのでは、ということで、XPモード(XPM)でOEを使うことにした。


XPMとは、Win7上でWinXP pro SP3の環境を実現するもの。仮想PC上で別OSが動くというものだが、実際には「別OS」を意識しないで使えるレベルにまで、Win7と融合されている。WinXPのライセンスは、XPMに含まれる。WinXPなので、IE6/OE6はすでに入っている。

XPMには二つの動作モードがある。
ひとつは、Win7上のウィンドウ内に、WinXPのデスクトップが収まっているもの。スタートボタンもタスクバーも、すべてそっくり入っている。その中でアプリを起動したり、OSの設定をしたりする。いかにも仮想PC、というモード。
もうひとつは、XPMが見えないもの。XPM上で動作するアプリケーションをWin7から起動すると、起動時に少しメッセージは表示されるものの、まるでWin7上でそのアプリが立ち上がったように見える。コピー&ペーストも、[Alt]+[Tab]での切り替えも、アプリからのドライブアクセスも、シームレスに行える(MS解説ページ)。
ほぼシームレスだが、アプリウィンドウへのファイルのD&Dはできない。また、Win7からXPM内のC:¥にはアクセスできない。XPMからはWin7のドライブへはアクセスできるので、必要であればXPM内でWin7のドライブへコピーなどしておく。

XPM導入は、3本のソフトをインストールする(MSのページ)。途中で再起動させられるので、このページをブックマークしてから行う。
3本目は、ハードウェア対応がなくても動作できるようにするupdateとある。FAQにも、XPMを実行するだけなら、ハードウェアの対応は必要ない、とある。一方でこのページは、必要であるようにも読める。おそらく不要なのだろうが、一応対処はしておいた。
hpのマシンでは無効にされているので、BIOSで設定しなおす。ここに主だった各社向けの解説があり、hp向けもある。ただ、購入機は日本語化されているため、却って解りづらい。
具体的には……起動時に[ESC]を連打、メニューが出たら[F10]。BIOSが起動したら、[セキュリティ]プルダウンメニュー-[システムのセキュリティ]を選び、[仮想化技術(VTx/VTd) 無効]を有効に切り替え、[ファイル]プルダウンメニュー-[変更を保存して終了]とする。
突然、「ぴじょじょじょ~ん!」と鳴って電源が切れ、数秒後に電源が入って再起動する。


Gmailへ送ったメールソース
VirtualXPやOE6の記述がある
手順どおり進めば、特に問題もなくXPMが使えるようになる。
XPMを起動し、既に入っているOE6を立ち上げる。OE同士のデータの移行および、ルールの移行の方法は、MSが公開しているので、これに従う。

まずは、XPMのOEの[ツール(T)]-[オプション(O)]で、起動時にも定期的にも新着メールチェックをしないように設定しておく。
公式方法に従って、メールデータの移行、アドレス帳の移行、アカウントの移行をする。メッセージルールはレジストリが絡むので、念のためいったんOEは終了させておいて行う。ふたたび起動して確認すると……ルールのフォルダにあたる部分がすべてエラー。アドレス帳もフォルダ構造がなくなっている。
移行ツールの類を使うべきだったかと後悔しつつも、なんとかモチベーションを保ってふたたび手直しをする。
直し終わったところで、先にうんこで受信してしまったemlファイル群を、受信トレイにD&Dする。メッセージルールをすべて選択して「適用」。想定どおりの動作をし、なんとかうまくいった。
これでメール環境は一応整った。

この時点では、XPMを立ち上げた中でOEを使っている。これでは使い勝手が悪いので、シームレスに扱うための設定をする。
まずXPM上で、OEへのショートカットを作る。それをXPM内の「C:¥Documents and Settings¥All Users¥スタート メニュー」に入れる。こうすると、Win7からXPM上のOEが直接(風に)起動できるようになる。他に起動したいアプリがあれば、同様にここにショートカットを入れておく。
Win7側からは、[スタート]ボタン-[すべてのプログラム]ポイント-[Windows Virtual PC]-[Windows XP Mode アプリケーション]-[Outlook Express (Windows XP Mode)]のように、作ったショートカットが現れる。スタートメニューの検索窓に、「out」あたりまで入力すれば、このショートカットが出てくる。

このOEを2度目に使う際、メールアカウントのパスワードが保存されない現象が起きた。これは通常のOEでもあることらしく、MSからも対処方法が出ている。レジストリをいじるが、さほど難しくはない。


XPMがインストールされ、メール他の環境も整ったところで、罠にはまった。
XPMをアレコレいじっていたところ、ログオンできなくなってしまった。

XPM内で、[Ctrl+Alt+Del]をクリックすると、「Windowsのセキュリティ」なるウィンドウが開く。その中に[パスワードの変更(C)]ボタンがある。そもそもパスワードは必要としておらず、ログオンパスワードを空欄に再設定すると、パスワード入力を省いてログオンできる、と聞いた覚えがあった。

空欄に設定しなおしてログオフ、再ログオンしようとすると「アカウントの制限によりログオンできません」。Win7からOEを立ち上げようとしても同様。XPM窓を閉じたり再び開いたり……あれこれあがいているうちに、今度は違うダイアログが出て、「パスワードを入れるか、別のユーザでログオンするか云々」と聞いてくる。別のユーザなどなくログオンできないが、そこの説明書きに「キャンセルすれば統合機能なしで行ける」っぽいことが書いてある。統合機能とは、Win7とシームレスにやり取りする機能のこと。ここで、キャンセルすると、なんとかデスクトップに辿りつけた。[Ctrl+Alt+Del]をクリックし、再びパスワードを設定しなおし、なんとか元に戻せた。XPMを終了し、Win7からOEを起動すると、また「パスワード入力か別のユーザ……」というダイアログが出るので、設定しなおしたユーザ名とパスワードを入れ、[資格情報を保存する]にチェックを入れ、起動。以降は普通に立ち上げ可能になった。

かなりの時間を割いてOEの引継ぎを行った後だっただけに、かなりこたえた。
XPMでは、ログオンパスワードは空欄にしてはいけないらしい。

あとで見つけたが、もうちょっとスマートな解決法がYahoo!知恵袋にあった。またMSのページでも、ほんの1文だけ触れた部分がある。

しかし酷いトラップだった。


Win7のブラウザはIE9が入っている。これはXPでも使っていたIE8と変わりない。
バージョンのせいかPCパワーのせいか、タブが瞬時に開く。Pen4/IE8では、ワンテンポもツーテンポもかかり、フリーズしてしまうこともしばしばだった。

お気に入りなどの移行は、[ファイル(F)]-[インポートおよびエクスポート(M)]で行える。リスト順はでたらめになってしまうが、死蔵リンク、デッドリンクの整理と思うことにする。

IE9は、「Internet Explorer」「Internet Explorer (64 ビット)」「Internet Explorer (アドオンなし)」と、3種類もある。
実際には、「64ビット」は、規定のブラウザに設定できず、アドオンも導入できないので、存在する意味がない。「アドオンなし」も使う機会はまずなく、OSは64ビットでもIEは32ビット版が標準ブラウザになるらしい。

ブラウザの表示設定を少しいじっておく。
[ツール(T)]-[インターネットオプション(O)]でダイアログを開き、[詳細設定]タブ-[ブラウズ]-[スムーズスクロールを使用する]のチェックを外す。および、[履歴およびお気に入りの使用しないフォルダーを閉じる*]にチェックを入れる。

blogger+analyticsで運用しているので、「analyticsオプトアウトアドオン」を導入しておく。ただし、ときどき効いてないような気もする。

Officeは無いので、WinXPでも使っていたOooの導入をしておく。導入サイトは画像リンクが切れるなどしているが、問題ない。現在のバージョンは3.4.0。
最近では、Officeのようなことが、無料でブラウザでできるようになってきている。GoogleMSも提供している。いずれはこれが主流になり、ローカルでのアプリは基本機能中心の簡素なものになっていくかもしれない。

タスクバーの時計は、長年使っているTClockで拡張する。64bit版は数が少ないがkt120104を導入した。

WinXPでは、タスクバーの時計を開くとカレンダーが見られたが、Win7ではなくなっている。
デスクトップを右クリックしたコンテキストメニューには、[ガジェット(G)]がある。開くと[ガジェットギャラリー]の中に[スクロールカレンダー]があるので、インストールし適当に設定をしておく。

デスクトップに貼る付箋ソフトも導入する。Win95のころから付箋紙95を使い続けてきたので、後継の付箋紙21SEを導入。64bit動作に関する記述は無いが、とりあえず動く。背景を透明にした場合、編集後に不透明になるバグがあるが、「エディタ編集」ではなく「直接編集」することで回避可能。

画像の合成ソフト、MS-ImageCompositeEditorも導入する。パノラマ画像を作るのには必携のツール。必ず64bit版を使う。現在のバージョンは1.4.4。
WinXPで使っていたものと異なるせいか、速度が上がった感覚はない。ただし、合成の質はやや改善され、メモリ不足でエラーを吐くことはなくなった。気兼ねなく、大量の画像を放り込める。

動画作成ソフトのAviUtlは、導入予定。Win7や64bitなどの記述は無いが、動作はするらしい。
本家サイト、AviUtlのお部屋に、本体とプラグインなどをセットにしたものがある。AviUtlのインストールと使い方ページに従えば、間違いはなさそう。

夜間、スリープを使うことがよくあるが、いつからか勝手に解除されて、朝には電源が入っていることが起こるようになった。ググるとさまざまな要因があるらしいが、原因はメディアセンターの自動アップデートだった。wikiページが、原因追求から解決まで、簡潔に書かれていて解りやすい。
[タスクを実行するためにスリープを解除する]のチェックを外して対処した。

IME辞書も移行する。IME辞書は「*.dic」ファイルだが、そのまま移すことはできなかった。旧機側IMEで「*.txt」の形で出力し、読み込ませることで事なきを得た。
このIME、IE上では辞書ファイルが別口になるらしい。WinVista+IE7あたりからセキュリティが強化され、そのあおりでIEからは、通常使っているIME辞書にもアクセスできなくなった。IE上からは、低権限用の別の辞書ファイルがあてがわれる。回避するには、IEの[ツール(T)]-[インターネット オプション(O)]-[セキュリティ]タブ-[保護モードを有効にする]のチェックを外す。
これで今までどおり使えるようになった……はずだが、いま[インターネット オプション]を覗いてみると、チェックが入っていた。特に日本語変換には不自由していない。よくわからない……

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