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竜頭山展望台(東屋)より、南南東~西の眺望
徐々に北へ移動するダイヤモンド富士ポイント。先日の浅間山記事で予測していた、竜頭山りゅうとうざん近隣へも出向いてみた。
7月25日(土)は、天竜スーパー林道脇から。富士山はクリアに見えたものの、その向こうは雲。太陽は見えず。27日~28日は竜頭山山頂展望台(東屋)から。ハプニングはあったものの、こちらは拝むことができた。以下がその映像。
冒頭のパノラマは、富士山とは逆方向、南南東~西にかけての、夜景と早朝景色とを重ねたもの。


ダイヤモンド富士@浜松 天竜区竜頭山展望台(東屋)
7月27日丑三つ時、スーパー林道で竜頭山に向かう。駐車場に着くと、満天の星空。昴(プレアデス星団、M45)がもう昇ってきている。
竜頭山には、電波塔用の舗装路が作られており、避難小屋若しくはその南のゲート右脇から登れる。暗闇でも歩きやすい。距離は1km足らず。
山頂手前のカーブで、南に山道に入ると、すぐ東屋に着く。月曜の朝なので貸切状態。備え付けの温度計は、20℃を切っている。けっこう風もあり、上着を着ようか迷う涼しさ。

東屋は、山頂のある北側と、木々が育った南東の一部は見えないが、概ね眺望は良好。
南西遠くには、オレンジ色のぼんやりした浜松の夜景。その右には、浜松風力発電所の点滅も見える。手前の低いところには天竜川が流れ、龍山町の街明かりが固まっている。
薄明が進むと、東の稜線がくっきり見えてくる。西空には濃い靄のような雲がかかり、南の気田川流域には雲海が広がる。東空にも細かな雲が点在するが、ダイヤモンド富士には支障なさそう。

濃紺の空が徐々に青味を増し、稜線が朝焼けしてくる。絶好のダイヤモンド富士日和……と思っていた矢先、斜めの筋雲が発生。飛行機雲らしい。雲は全体に右に流れていく。タイミング的に、富士山にかかりそうな雰囲気。
日の出時刻(4:46:19)頃になると、上空の雲は白んでくる。ダイヤモンド富士は15分後。

4分前ごろ、案の定、飛行機雲の成れの果てが富士山頂にかかる。雲がかなり眩しい。日出と輝く雲とを判別できないかもしれない……そんな危惧を抱きながら、その時を迎える。

5:01:51、ダイヤモンド富士。
雲は眩しいが、太陽は明らかに桁外れに眩しかった。

今までは、日出後の太陽は積極的に観測していなかった。今回は、金環日食のときに天ガに付録していたサングラスを、撮影に用いてみた。
日出後、ファミスコのレンズ先に被せる。グラス部が25×100もあり、レンズ面積は半分以上使われるので、解像度も稼げそう。

デジカムの露光調整が鈍いので、かぶせた直後の数秒はよく見えない。映像編集時に、目一杯調整をかけておいた。
風でだいぶブレてはいるが、日出も完出も見届けることができた。

ちなみにYouTubeには、手ブレ補正の機能がある。試してみたが、画角固定、三脚撮影、のようなオプションがないので、背景の雲につられたりして、芳しい結果は得られなかった。

撮影機材はいつもどおり。
タイムラプスはCaplio R2 135mm相当、拡大映像は、ファミスコ60S+K20mm(Vixen)+DVS2500HD 900mm相当。


カシバード画像で大気差過補正量をみる
8.06′が正しい (2016/1/4追記)
例によって、日出の瞬間を、カシバード画像と比較してみる。

ダイヤモンド富士開始時刻は、5:01:51。
方位は合致するものの、高度は一致しない。気差1.96設定で、日出のタイミングが合う。
標準気差(1.156)では、14.2′下げると合致する。
縦目盛が間違っており、正しくは8.06′と判明。 (2016/1/4追記)

富士山までは83.5km。今まで見た中で一番近い。
山が近いほど天体大気差が過補正になり、気差設定で補正しようとすると値が大きくなってしまう傾向にも合っている。

今回初めて観測した太陽完出タイミング。こちらはなぜか、標準気差のほうが合っていた。
実観測では、5:04:38ごろ、標準気差のカシバードでは、5:04:35ごろ。気差1.96では5:05:15ごろで、かなりズレる。謎。

なお、気差1.96であれば、避難小屋あたりからも富士山が拝めるはずだが、実際には見えない。他の場所での確認、他の山との比較等をしても、この気差での画は実物には合ってない。
あくまで太陽と富士山頂との関係を、気差設定だけで合わせこむ場合の参考値になる。


横田基地北端700m上空より
南へ19°32kmのライン
ハプニングの元凶、飛行機雲について調べてみた。

富士山より向こうにあり、時間に関係なく比較的急な角度で飛ぶ飛行場……戦闘機が実務配備されている関東の空港を考え、横田基地あたりが怪しい、と踏む。

距離や飛行方位などが判らないと確定できないが、基地のあたりから似た航跡になるよう試行錯誤してみた。
横田基地は、ほぼ南北に4kmの滑走路があり、その北端上空700mから、滑走路南方向へ19°で、地上距離32kmのラインを引くと似た形状になる。
多少東西にずれ、高度12kmから-19°で降下し、旋回後北から着陸かな、と想像。


遠方の浜松風力発電所・風車群
浜松風力発電所の風車群も撮ってみた。

デジカムのデジタルズーム最大(180mm相当)で撮り、めぼしいフレームを抽出。それを比較明合成してみた。
作業に使うツールはAviUtlのみ。

右端の光点が3号機、左端が9号機になる。
風車のある尾根は、観音山にあらかた隠されるが、タワーが80mあるので、航空障害灯は見ることができる。
観音山山頂あたりの暗めの光点は、5~7号機がちょうど重なっている。

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