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ISS日面通過の予報
ISSは51°傾いて地球を1.5時間で周回している。地球は自転しているので、地球を基準に見ると、通過位置は西へ西へと移動する。
夜だけでなく昼間も空を横切っているが、普通は見ることはできない。まれに月や太陽の前を横切ることがあり、太陽の場合はシルエットとして観察できる。
ちょうど上手いことに、日曜の昼、近所で見られることが判った。手持ちの非力な機材で追ってみた。

画像はheavens-aboveでの予報浜松風力発電所、6号機付近での見え方。
トップページから「ISS(国際宇宙ステーション)」を選び、「含まれる通過:全て」のラジオボタンをオンにする。5月8日の11:45頃の通過が今回のもの。
URLパラメータのlatが北緯、lngが東経を表す。微調整したいときは、これを直接いじってもよい。上記太字内のリンクにはこれが含まれ、現在の設定が書き換わるので注意

数日前と比べ1秒遅くなっているが、ほぼ真ん中を通りそう。実際には、滝沢展望台や7号機の方が具合がよかった。
「星図のサイズ」は変更ができ、最大にすれば今回見えたとおりの予報になっていた。


30分前。雲が……

直前の雲の様子

微動なしの1800mmはつらい

筒先は天ガ付録のサングラス

通過を比較暗合成
Yimgにて「最小」合成)

撮影機材は、いままでダイヤモンド富士などを撮ってきたものと同じ。

トミー製ファミスコ60S(D=60mm、f=400mm)にビクセンのK20mmアイピース。これで20倍。カメラはケンコーのDVS2500HD。45mm相当のパンフォーカス固定レンズ。コリメート撮影で900mm相当となる。
これでもよかったが、背景が暗く対象の画面に占める率が低いと、勝手にシャッタースピードを遅くしてしまう。余計な機能のせいで-2.0EVでも露出過多になるので、約2倍までデジタルズームを効かせてある。〆て合成f=1800mm相当。

予想はしていたが、解像度が低く、おおよその形しかわからない。
DVS2500HDは、HD撮影は24fpsとあるが、30fpsで撮れることが多い。ただ、ときどきフレームが飛ぶ。通過の合成画像で、それがよく判る。

以下が撮影映像。ISSは北西から南東へ飛ぶ。画面の上よりやや左よりが西方向。
編集ツールはAviUtl。表示時刻は、旅レコ液晶表示から得たものなので、2~3フレームのズレはあるかもしれない。

鳥のさえずりに混じって、「う゛~~ん、かこん」と鳴ってるのは、風車6号機のナセル旋回の音。


ISSの日面通過@浜松風力発電所#6

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