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4/1 キイチゴたち、咲く
3月の高温のため、サクラは1週間も早かったという。
手元のキイチゴたちも概ね早かった気がするが、例えばモミジイチゴ#2Rubus palmatusは3~4日程度なのに対し、#3は2週間早まるなど、かなりバラバラ。
寝坊助ほど影響が大きいのかな、という気もしている。ちなみに冒頭写真では、寝坊助らも含めてモミジイチゴはほぼ終わり。

そんな中で気になったのは、バラゾウムシ(ケシツブチョッキリ)の被害の少なさ。例年、バラだけでなく、キイチゴにもかなりの被害が出るのだが、今年はほとんど見かけない。
この陽気で一気に育った(&咲いた)ことが要因のような気がしてならない。かなりの株が咲き、散った現在でもなお蕾の多いニガイチゴ#2R. microphyllusだけは、そこそこの被害を受けている。
冬場にダイアジノンを撒いたことも、もしかしたら理由のひとつなのかもしれないが。

 


新東名の向こうに月
天宮落下の翌日には、ISS月面通過のイベントが待っていた。忙しい忙しい。

前もって調べてはいたのだが、見るたびに予報コースがずれていく。街場が絡むと、観測場所の選定が難しい。
いよいよ直前には、山奥の寺野公民館にでも出向こうかと思ったが、それもずれて結局は浜北区で観ることになった。
もっとも、400km先のISSが30'の月にかかる範囲は、地上では3.5kmぐらいの幅の帯になるので、「掛かればよい」程度ならそう神経質にならなくてもよい。

撮影機材はデジファミスコ。少し歩く必要があるので、通常のカメラ三脚に載せることにした。ちょっと触れるだけでボヨンボヨンになるので、手放しで映像で撮ることとする。
撮影時のカメラ液晶では確認できなかったものの、一応は撮れていた。

以下に、AviUtlなどでまとめた映像を貼っておく。4/3 22:43:30前後に通過している。

 


5日には日面通過の予報も……消滅
これで見納めと、「拜拜,天宫一号」など書いたものの、しぶとく生き残っていた天宮1号。ついに4月2日9:15(JST)ごろ、チリ沖の太平洋に落下した模様。
AEROSPACEによれば、-42.7,272.9、とのこと。ググる先生によれば、南緯42.7°、西経87.1°は、どっちを見ても陸地まで1000kmある。YouTubeにニセ動画しかないのも無理はないか。

大気圏再突入(reentry)20分前には、日本の上空を通過していた。
そのタイミングの予報はなかなか収束せず、4月1日なのか2日なのかはっきりしないまま当日。直前になっても±2時間などと幅があった。
天宮は、1時間半で地球を一周してしまうので、どこに落ちるのかまったく判らない状況。
最終予報の中心は、仰角70°と絶好の中日本パスの、後30分余。もしかしたら……と薄靄の青空を眺めてみたが、飛行機雲がひとつ見えただけだった。

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